面白いデッキが出来たので昔話と一緒に

(トゥーンの)もくじ

現実世界のイリアステル(筆者の遍歴が見たかったらここから)

OCG

いつかのルール改定により、私は遊戯王から身を引いていた。

コナミは新規カードを売りさばきたいがため、ルールそのものを変更したのだ。具体的にはリンク登場時の改定で、EXモンスターはEXゾーンに置かなければいけない、二体目以降はリンクマーカーの向いている方にしか出せないというものだ。

5D's信者の自分としては、アクセルシンクロのできない遊戯王遊戯王ではなかった。当時作っていたデッキもシンクロやエクシーズの大量展開を狙うデッキばかりであったので、当然やる気は失せてしまった。コナミにとって、S、X召喚はおろかな人類の進化の象徴らしい。

しかし、流石にコンマイも異変に気が付いた。目に見えてプレイヤー人口が減った。紙くずとなったカードショップの白黒カードたちの嘆きでも聞こえたのだろうか、最終的にリンクモンスターのみその制約となり、他のモンスターは今まで通り展開できるようになった。ここで帰ってきた決闘者もいたらしいが、自分は「まあ、いいか」と放っておいた。

デュエルリンクス

大学生になって、遊戯王電子化の話を聞いた。しかし、デュエルターミナルの延長線上であったそのゲームはOCGのルールとは異なるものであった。一般的な趣味を持つ学生の歓声をよそに、OCGの電子化を待ち望んだ。

シャドウバース

電子カードゲームに興味がないわけではなかった。友人に誘われ始めたこのゲームはある程度プレイしたものの、マスターに入った時点で目標を失い、以来触っていない。

マスターデュエル

実際来なければ出費もないし、経済的だなとは思っていた。もともと無尽蔵に課金を行う性格でもないし、出費は車に流れるため、自由に使える金も少ないと思っていたので丁度良かった。それが現れるまでは。一声掛かった瞬間にインストールし、とりあえず環境には入っているくらいのデッキを構築、当時の仲間も同じように触れていたことに天啓を感じながらシーズン2でプラチナ1に到達し、オリジナルデッキの構想に取り掛かった。

「カラクリギャラトマ」(参考文献など見たかったらここから)

前置き長かったね…

構想段階

ところで皆、「カラクリ征龍」というデッキをご存じだろうか。征龍が流行し、全征龍が制限カード化したときの出来事である。空いた8枠に入れるカードに悩んだプレイヤーが「カラクリ樽 真九六」を三枚(あと自由枠)入れたのだ。ヴェーラー3積みが当然だったので、この六枚と、二体のレベル7を初動として「No.42 スターシップ・ギャラクシー・トマホーク」を特殊召喚し、生成したトークンから「カラクリ将軍 無零/カラクリ大将軍 無零怒」を出し続け、とどめに無零かおまけに出てくる「カラクリ参謀 二四八」で3ドローを決めるという、謎アドバンテージを得られる展開デッキである。

私はこの①征龍特有の荒業+②カラクリって何だよの魅力に取りつかれてしまったのである

①は当時こそ征龍のみに許されたムーブメントであったが、現代のカードプールでは他のカードでも可能ではと考えた結果である。

②は単純に面白いからである。カラクリと聞けばふつうは小町、メカザウルス、兵あたりをよく聞くだろうし、実際これで連続シンクロを狙っていくのだが、メインデッキで使うのは樽(3)、蝦蟇(1)守衛(1)というカラクリにおけるホルモンみたいな部分である。

デッキ(デッキと展開例だけ見たかったらここ)

gyazo.com少し値段は張るデッキだが、値段に見合った完成度と美しい動きをするので、暇だったら作ってみてほしい。

 

展開

略称で呼ぶのでわからなかったら有識者に聞いてほしい。

展開するためのあまり見ないカードだけ羅列する。ほかにもこんなカードがあるという人がいたら教えていただきたい。

天威(2種6枚)…自分の場にモンスターがいなければ特殊召喚できる☆7。闇の方は、トークンがいればバウンスが行えるので、墓地に行ってからも役立つ(このデッキは特にトークンによる展開が大きい)。最初に出そう

未海域(2種5枚)…手札から発動し、同名カードが落ちなければ特殊召喚、落ちればそれぞれの効果が働く、☆7は落ちないでほしい、それ以外は落ちてほしい。

怪獣…相手の大型を除去する目的がメインであるが、相手に怪獣がいればタダで出せる。☆7はクモグスかラディアンなので、お任せする。

雷仙神…3000のLPをコストに出せる、実質タダのモンスター。このデッキの救世主。3ウーサや攻撃表示の宣告者ならば単騎で破壊が可能なうえ、メイン2で展開できる。

サイキック・リフレクター…これ一匹で必要なカードが二枚揃う、このデッキのキーカード。バスタービーストを加え、レベルを調整する。

基本展開1

まずは最も単純な動きである。妨害無し、フィールドに☆7が二体☆1か2のチューナーが1体の場合である。

ギャラトマSS(EXゾーン)→トークンSS→

{☆2の場合→トークンとで無零怒SS→樽SS→無零怒SS→樽SS→無零怒SS→蝦蟇SS→無零SS→適当なカラクリチューナーSS

☆1の場合→トークンとで無零SS→樽SS→無零怒SS→樽SS→無零怒SS→樽SS→無零怒SS→適当なカラクリチューナーSS} このへんのシンクロはすべてモンスターゾーンで可

無零効果で自身を倒す→無零怒効果で3ドロー→カラクリチューナーとギャラトマでハリファイバーSS→ジェットシンクロンSS→ハリジェット無零怒でアポロウーサSS→無零怒2体でタイタニックギャラクシーSS→ジェット効果でSS→無零ジェットでサベージSS→効果でハリ装備

盤面2サベージ(3750)、3ウーサ、タイタニック

基本展開2

☆7の2体初動、チューナーを引けなかったときの動き

ギャラトマSS(モンスターゾーン)→トークンSS→ギャラトマとトークン*2でアウローラSS→トークンSS→アウローラ効果で自身とトークンコストにオライオンSS→オライオンとトークン2体で無零怒SS→チェーン1無零怒、チェーン2オライオン効果でトークンSS、樽SS→スターシップトークンとで無零怒SS→樽SS→無零怒SS→守衛SS→守衛と幻獣機トークンで無零SS→蝦蟇SS→無零効果で無零怒倒す→無零怒効果で3ドロー→無零と蝦蟇でサベージSS→効果でアウローラ装備→攻撃表示無零怒2体でタイタニックSS

盤面3サベージ(4050)、タイタニック、守備無零怒

墓地蝦蟇(相手ターンのドローフェイズに使って1ドロー)

変則展開1(工事中)

シンクロカラクリにうららされた時の展開。盤面はシンクロカラクリ、ギャラトマ、スターシップトークン*3

 

[工事中]

変則展開2(工事中)

リフレクターにうらら撃たれた且つ手札から特殊召喚できるカードがある場合

盤面は☆7、リフレクター、特殊召喚したモンスター

 

[工事中]

 

戦績

現在プラチナ帯勝率7割程度

最大連勝数9

試行回数を増やしたい。

 

補足

ギャラトマの特性上、ワンターンやワンショットキルが出来ないため、先攻展開デッキの分類となる。

「増殖するG」を成立させてしまった場合はおとなしく黙るしかないが、それ以外のやわな妨害はある程度突っぱねることができる。また、チューナーが出せない状況でギャラトマにヴェーラーを打たれた場合は何もできない。

相手フィールドに打点の高いモンスターが存在する場合、蝦蟇の効果で3ドローを狙い、無零の効果で相手の表示形式を変更したい。

3ドローの時点で妨害札を引いたら伏せるか手札に残し、展開札を引いたらもう少し展開できるかもしれない。

魔の6枚ドローがしたければ、無零怒を三体とっておいて、相手ターンに蝦蟇の効果で適当な無零怒を起こすか倒して3ドローできる。

貪欲などを入れている余裕が一切ないので、2度まくられたら負けである。

返しでアウローラドンが残っている場合、アクセスコードトーカーが役に立つだろう。

変更点

今のところ現実的な変更点としては、「抹殺の指名者」を増やす、である。

味を出したい場合、

「No.97 龍影神ドラッグラビオン」を用い、先攻展開時は「No.38 希望魁竜タイタニックギャラクシー」を、返しのターンでは「No.100 ヌメロン・ドラゴン」などを使う。

蝦蟇を3に増やし、「カラクリ大権現 無零武」を二枚出し、「真竜皇 V.F.D」につなげる。

ランク7枠に「オッドアイズ・アブソリュート・ドラゴン」を投入し、「オッドアイズ・ボルテックス・ドラゴン」と多少のペンデュラムモンスターを投入する。などが考えられる。

追記(R4.7)

環境への対応並びにパーツの単純化のため

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